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大正末期から昭和33年(1958)まで、岩見沢市街で営業されていたという広瀬写真館です(北海道開拓の村)。
いらっしゃいませ、お写真でございますね。どうぞこちらへ。
写真室は、階段を上がって2階でございます。
まずはこちらで、お支度をされますように。
お支度が整いましたなら、撮影の準備ができますまで、今しばらく、お待ち下さいませ。
お待たせ致しました。どうぞこちらへ。
北側の屋根の全面を明かり取りにして、白いカーテンで光を調節、自然光で撮影しております。
お客様は色白のお顔立ちでいらっしゃいますので、ほんのりと優しく、この程度でよいかと。
では、札幌駅をモチーフにした背景の前にございます椅子にお座り下さいませ。
いえいえ、1人掛け用ではございません、左の・・・はい、その長椅子でございます。
はいそれでは写真機のココ(レンズ)をご覧下さいませ。
緊張されているご様子ですね。
動くとお写真がブレてしまいますが、ご安心下さい。
コレを使って頭を固定いたしますと、ピントもしっかり、写真がブレる事はございません。
え、このボッコ(棒)が写らないかって?大丈夫でございます。デジタル画像処理などしなくても、髪の毛や首で見えないように致しますので。
ん〜・・そうですね、お写真の回りをほんわかぼかしを入れてみましょう。
ではコレを使ってと・・・・
ギロチンなんかではございませんよ、写真機の前に置くだけで、奇麗なぼかしができる装置なのでございます。
おお〜、いいですね〜、ご夫婦ともお似合いですよ。
はいそれではココ(レンズ)をご覧下さい。
動かないように、決して動かないように・・・絶対うごかないように!
・・・・・・・ハイ おつかれさまでございました。
こちらの引き延ばし機で写真をお作りいたしまして、後日お渡しいたします。
ありがとうございました。
レトロー いいですね
貸衣裳もあったような余韻がチラリ?・・・
そしたらヘアーメイクする人も いたのかなぁ?
この家の一番 いい場所 特等席が? お客さんの座る席となっているのでしょうね?
あの磨かれたカメラ つやつやピカピカ かなり愛着をもっている感が 窺い知れます(命が宿っている感じがしてきました)
いまじゃ パソコンでデジカメの画像をとりこんで 写真とかすぐできちゃう時代ですもんね
すみれさんへ
そうですね。
こういうのを見ると、レトロもいいもんあだなあと思います。
当時は写真を作るのにも手間がかかっていましたね。
今じゃ ポチポチッですぐみ見れちゃいますもね。